2011/09/25

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電車の中で日刊ゲンダイを読んでいるオジサンが向かい側に座る確率は、しがなく通勤電車に揺られるサラリーマンの身でありますから、一程度あるのでございますが、彼の持っているタブロイド紙が毎日のように繰り出す終わりなきこの国への辛辣なバッシングを…

「刺し違えてでも辞めさせろ!」
「ダメなヤツはダメなのだ!」

そんなバッシングをぼやぼや眺めておりますと、ああ、この国は何と平和なのでしょう、とほほえましくなってしまうのであります。なんとなれば、この一部140円の憂国が、この国への翼賛に変わりましたならば、この国もいよいよ末でありましょうから。

紙面の内側に秘せられたえっちな記事をオジサンはきっと眺めながら、ポーカーフェイスを装っている。向かい側に座る私には、あのあからさまで威勢の良い文言のみが目に入ってくる。こうしてオジサンは周りの乗客に、今日も明日も変わりのないことをきっと確かめさせているのです。

三連休が終わりをむかえて、さてさて、明日私の向かい側に、日刊ゲンダイを読んでいるオジサンが座る確率は、幾許でありましょうか。

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