2008/12/23

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案を練るために会議を利用することもあるかもしれませんが、これには注意が必要です。以下に、これを「0からアイデアをつくる会議」と「1からアイデアを10にする会議」という区別で説明します。

■「0からアイデアをつくる会議」

何の材料、何の用意もないところからアイデアをつくる会議です。これはブレインストーミングで行う会議です。ブレインストーミングとは、多数・雑多なアイデアを批判することなく集める会議形式で、一般的に有名です。この形式の中では、一見馬鹿らしいようなアイデアでも批判をせずに、どんどん集め、他人のアイデアに乗じてアイデアを発展させることも歓迎されます。「アイデア出し」会議といったら、この形式でやるのが定石です。繰り返しになりますが、批判をしないのがブレインストーミングのルールです。批判をすると、想像力が萎縮してしまうからです。ただし、この形式の会議はなれないうちはうまくいかないかもしれません。あまりに雑多になりすぎて、よいアイデアは結局でない、ということもしばしばあると思います。これは私たちがあまりこの形式の会議に慣れていないことも原因としてあると思います。よって、後述の「1からアイデアを10にする会議」の方が、目下のCBIにとっては重要な会議形式になるでしょう。

■「1からアイデアを10にする会議」

「0から」アイデアを作る会議に対して、こちらはいわば、すでになんらかの材料があるところから出発する会議です。では、「すでにある材料」はどこから出るのか? 黙っていてもメンバーはアイデアなんか出してくれませんから、出所はリーダーです。具体案をリーダー自ら、事前に用意し、その案を会議にかけて是非を問う会議と言えます。これくらいの覚悟がこの形式の会議には必要です。その具体案は、事前に自身の頭の中で練りに練ることが必要です。リーダーは、「1」というアイデアを用意するために、相当なお膳立てをする、というつもりで臨むべきです。「1」といっても侮ったアイデアを会議の場に持っていったら、それを上回るアイデアが飛び出るような「いい」反応は、会議のメンバーは見せてはくれないでしょう。もちろん、アイデアを煮詰めるためにはそれなりの技術が必要です。これについては、「アイデア術」として後述します。この具体案とは、相当練られている必要がありますが、いわば「たたき台」であるということも忘れないように。叩かれてなんぼのアイデアです。なので、バッシングをされても、簡単にへこんではなりません。会議は、アイデアを強化する場だと心得てください。この会議形式は、自分がどれだけ頭をひねってもでてこないアイデアを足したり、見逃していた盲点を発見したりするの使えます。だいたい、CBIは会社でも何でもありませんから、ゆったりと会議を何回も召集する暇もありません(会社だってそうだとは思いますが)。なので、すばやく事を進めていくために、目下CBIではこちらの会議形式の方が有用と思います。

おいおいにして、会議は「アイデア製造工場」としては機能しないことがあります。ブレインストーミング形式に慣れてきたら、会議は「アイデア製造工場」として機能するかもしれませんが、それでも具体案までにアイデアを練り上げていく最高の場所とは、僕は個人の頭の中なのではないかと僕は思っています。アイデアを個人の頭の中で練り上げる方法論については、後の「アイデア術」で述べていきます。

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